Q13. 中小企業が最先端分野など次代の産業化に役立つ可能性をどうお考えでしょうか。

A. 中小企業は宝の山です。様々な分野で、技術の要になるような部品を提供している中小企業がたくさんいます。言い換えれば、日本の中小企業の技術に依存している産業が多いということ。つまり、次代の産業を担うシーズを有している中小企業がでてくることは十分期待できます。
そこで逆の発想をすることが重要です。いま、革新的なコア技術を有しているかわからない企業も、自分たちの技術は、どこかの産業の在り方を大きく変える可能性をもっていると考えてみることです。そうやって、中小企業の皆さんは、まずは自分達にできることはないか、次代の産業を担うような最先端の分野にも目を向けてみていただきたいと考えます。きっと自分たちでできることが結構見つかるはずです。
例えば、幹細胞による細胞治療の実用化という分野。この先端技術分野は、iPS細胞の山中伸弥教授などトップランナーの多くが日本人で占められています。つまり、この分野に関しては英語という語学のハンデなしに動ける。上手くいけば、日本語がスタンダードにさえなり得るのです。そうなれば、世界が日本語を勉強するようになります。昔のドイツの医学みたいになれる可能性は十分にあると考えられます。