Q12. スチュワードシップ・コード(機関投資家の責任原則)、コーポレートガバナンス・コード(上場企業の責任原則)が設けられても、企業の不祥事が後を絶たない理由を教えてください。

A. 金融庁はスチュワードシップ・コードやコーポレートガバナンス・コードについて「中長期的観点から投資先企業の企業価値及び資本効率を高め、その持続的成長」を促し、「持続的な企業の成長と中長期的な企業価値の向上に寄与する」と位置付けているのにかかわらず、アメリカ企業と同様の株主還元が行われています。ガバナンスと不祥事防止は何の関係もありません。不祥事はその時々の経営者が投機家やマーケットの圧力に屈し、ライバル企業よりもROEをあげようと考えたところから起こるからです。